外コン内定のロジカル男子に聞いた”就活で受かる3要素”

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白石 大樹

【早稲田大学(20卒)】【Inno-BUTAライター】大学受験の挫折やフィリピンでのボランティア経験より形成された《尽力》という価値基準を基に、長期インターンの紹介事業に従事。エージェントとして通算100名以上の学生とキャリア面談を実施する傍ら、NPO法人で難民支援にも取り組んでいる。

 

こんにちは、だいきです。

19年卒の就活が終わったと思えば、20卒が本格的に始動する時期になりましたね。何を隠そう僕自身、19卒の就活をしていた身なのですが(現在は休学中)、当時からずっと思っていたことがあります。

「ネットに書いてある就活術って内容薄くね?」

です。SEO 記事というか、大して内容もないのに検索すると上位にランクインしてきます。例えば、“就活に受かる”で検索して上位2番目に出てきた記事は、こんな内容です(※2018年8月1日現在)

【面接で落ちる人に共通する特徴】

①マナーがなっていない

②企業研究が不十分

③他人と同じことをアピール

④志望動機が容易 etc…

…薄い。もっと具体的に…ですよね?

ということで、就活でほぼ全勝した慶應義塾大学(法)4年の今泉 晴喜(いまいずみ はるき)くんにインタビューしてきました。外資系コンサル、ミドルベンチャー、日系IBなどを中心に就活していた彼は、最終的に野村総合研究所(NRI)に本決定しています。(超一流外資コンサルを除き)応募した企業はほぼ内定という、頭キレッキレの慶應生です。そんな彼が、就活(面接)に受かるために必要な要素として3つほど挙げてくれました。

就活に受かる3つの要素

(笑顔の晴喜。本当に良い人。)

だいき
いきなり核論を突くけど、就活で受かるために最も大事なことは?

晴喜くん
いきなり(笑)凄くふわっとした答えになるけど、相手に一緒に働きたいと思ってもらえるかだと思う。これだけは最低限、どの業界でも必須。ただ、一緒に働きたいと思ってもらえるためには、3つのことを意識しなきゃだと考えている。

だいき
3つのこと?

晴喜くん
うん。就活に受かるためには「志望度×コミュ力×頭の良さ」の掛け算を最大化できれば良いと思う。

だいき
なにそれ面白い。

晴喜くん
各要素の比重は業界や企業によるけど、この総和が大きい、いわゆる優秀層は就活無双している。

だいき
比重が業界次第ってどういうこと?

晴喜くん
例えば、俺が見ていたコンサル業界だと最も重きが置かれていたのは頭の良さで、志望動機に関しては本当に最低限しか見られていない。でも、人材業界とかだとコミュ力だろうし、って感じかな。

だいき
それ、自分で抽象化したの?

晴喜くん
就活をしているときに、こんな感じかなあって(笑)

だいき
(こやつ…)それぞれの要素について教えて下さい。

就活で求められる”志望度”

晴喜くん
志望度ってそもそも高くある必要なくて、高いように見せれば良いと思う

だいき
そうだね。そのための面接だろうけど、操作はいくらでも出来る。志望動機はどんな書き方を意識したの?

晴喜くん
志望動機で意識したのは3つかな。

①自分がやりたいと思っていること

②そのやりたいことが企業の中で出来ること

③自分のようなキャリアを歩んで欲しいという企業側のWANTとのマッチング

だいき
最後の3つ目は面白い。①②は一般論的に知られていると思うけど、③はあんまり意識している人いなさそう。

晴喜くん
俺も最初は意識できていなかったけど、就活の途中から意識するように頑張った。

だいき
そうだね。人が流動的で社員が2~3年で転職するような会社(例えばコンサル業界)は、「将来起業したい!」とか言っても問題無いだろうけど、終身雇用に近い企業だったらそうはいかない。教育コストもあるし、「どうせ辞めるなら、辞めなそうな人を採ろう」と思うのは当たり前。

晴喜くん
そうそう。だからこそ、③の観点は注意しないといけない。

だいき
でも、その情報ってどう収集するの?

晴喜くん
俺の場合は、接点のある時に聞いていたかな。面接で逆質問とか、あとはその業界・企業で実際に働いている先輩とか、志望している同期とか。

だいき
どんなことを聞くの?

晴喜くん
どういう人がいるのか、どういう仕事が出来るのか(キャリアステップ含め)、かな。

晴喜くん
後は、ベンチャーみたいな小さい規模だと、企業がこういうフェーズだからこういう人材を必要としているだろうなって推測することはやった方が良い。

だいき
市場動向とか。

晴喜くん
そうそう。市場観を持っている就活生は基本いないから、他の人とかなり差別化できる。こういう人材が必要だから、自分の●●な強みが活かせる、みたいな。

だいき
でも、それって実際に働いてみないと実感値湧かないよ。

晴喜くん
そうだね。そこに関しては長期インターンが役立ったかも!

就活で求められる”コミュ力”

(自己紹介しているの図)

晴喜くん
これが一番浅くなるけど、要は人に好かれるコミュニケーションだよ。

だいき
それ、なんなん(笑)

晴喜くん
俺も知りたいけどね(笑)相手が気持ちよくコミュニケーションできるかどうかだと思っていて、どんな時でも笑顔で振舞うことはやっぱり重要

だいき
他は?

晴喜くん
大人が好きそうなコミュニケーションというのは物凄く意識していたし、あとはひたすら素直に話を聞くこと。一方で全てをただ受け入れた後は、機転の利く返しが出来るようにしていた(瞬発力)

だいき
一旦、受け入れることは大事。

晴喜くん
本当にそう。相手のことを否定から入る人は絶対に好かれない。あとはやっぱり見た目とか大事で、ネクタイの向きや社会人としてしっかりと髪型は整えていた。業界に合わせてね(笑)

だいき
合わせる?

晴喜くん
例えば、商社とか外資コンサルとかはジェルで髪を固めるけど、他業界の日系企業は髪を降ろすとかね。

だいき
(そこまでするのか…)

就活で求められる”頭の良さ”

だいき
どんな頭の良さが必要なの?

晴喜くん
そもそも専門とする知識やスキルも違うから業界による。とはいえ、会話できるレベルの論理的思考力は絶対に必要で、その論理性を“速さ×幅×深さ×センス”の4つで俺は表している。

だいき
具体化できる?

晴喜くん
論理的な“速さ”に関しては、Aであるという事実がBに繋がっていることを瞬時に判断出来て、それを伝えられるということ。

晴喜くん
次に“幅”ついては、Aであるという事実はBにもCにもDにも繋がっていると考えられること。

晴喜くん
深さについては、AがBに繋がっている、そしてBがEにもFにも繋がっていると見出せる力で。

晴喜くん
最後に“センスの良さ”というのは、A→B→EF、A→C→GHに繋がっていると判断出来た後に、本質的な課題(要素)を見出す能力のこと。BCDの中で課題なのはCで、そこから降ろして本質的な課題はHです、みたいな感じで判断できることかな。

だいき
面白い。これが会話レベルってどういうこと?ビジネスのフレームワークにしか聞こえんけど。

晴喜くん
ビジネスとか就活に限らず、普段の会話だろうと誰でも無意識下でこういうことはしている。お笑いでも、観客が求めるものを瞬時に出す幅だったり、視点のずれたものを出すための深さだったり必要だけど、それって普段の会話でも同じだから、俺は「速さ×幅×深さ×センス」の論理的思考力を鍛えたいと思っていた。

頭の良さが担保出来ない場合は事前準備でそれっぽく見せる

だいき
表現あれだけど、頭の悪い人はどうすれば良いの?

晴喜くん
例えば、面接の際に全然準備して来なくても、質問されたことに瞬時に考えて対応できるのが頭の良い人だとしたら、そうじゃない人は瞬時に考えた体で話せるように常に考えておけば良いと思う。

想定問答を全て洗い出して、自分の経験を失敗と捉えるとどんなエピソードになるのか?成功であれば?リーダーシップとして捉える場合には?という感じで、一つの事象に対してあらゆる切り口で考えてWordなどでスクリプト化する。あとは、聞かれたことをちゃんと答えられる練習を重ねるだけ。

だいき
ちゃんと答えられてさえいれば、人事としても頭の良さを正確に判断し切れない。

晴喜くん
だからこそのWebテストだと思うし、想定外の質問を用意するわけだけど(笑)

だいき
間違いない。でも、頭の良さを担保するためには経験よりも事前準備ってわけだ。

晴喜くん
経験の問題じゃないね。大小問わずに今までの経験を予め言語化できるか否かだと思う。

終わりに

細かいところを追求すれば、「志望度×コミュ力×頭の良さ」以外の要素も必要になると思いますが、かなり重要な要素について語ってくれたのではないでしょうか?ただ、強みや弱みは個人差があります。例えば、頭の良さを担保出来ない人が、その比重を最も求められるコンサル業界を志望することは、”就活に受かる”という面だと相性がすこぶる悪いと言わざるを得ません。走るのが得意なのに、砲丸投げをしている感じですかね…。彼は“自分の得意×やりたいこと”を最大化できる業界や企業で選定していましたが、就活に受かる%を上げるためには、そうした選択肢も必要かもしれません。

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