「お金持ちになるのが夢。」 それしか考えていなかったバリバリ大手志向の大学生が、 スタートアップベンチャーで得た新たな価値基準とは?

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星佳杏

【明治大学2年/21卒】【Inno-BUTAライター】自信を持てずに挑戦機会を逃し続けた高校時代の後悔から、大学生に挑戦機会を与えたいと考え、CreateA合同会社にジョイン。様々な価値基準をもつ大学生とのキャリア面談を通じ、自身の価値基準と一貫したキャリア選択をアシストするために日々奮闘中。長期インターンエージェントの傍ら、学生団体にも所属。

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目黒渉さんという方がいる。

彼は「収入と生活を重視したい」タイプだった。

就活では大企業しか見ていなかったし、大学3年の夏には就活でそれなりの結果も出していた。

ところが、最終的にはいくつか内定を断って、現在長期インターンしているスタートアップでの就職を決意した。

それには4月から働き始めたスタートアップでの経験が原体験となっているという。

期インターンに応募したきっかけ

ほしかな
どうして長期インターンを始めたのですか?

 

目黒さん

2017年10月留学で英語も通じないようなスペインの田舎に行ってまして。

その時にふと「俺、大学生になってから何にもしてねえじゃん」って思ったんですよ。

 

高校は月並みに部活も勉強も頑張ってきて、部活のサッカーではそれなりに結果出せて。でも大学入ってから確かにバイトとか留学はしたんですけど、自分何も努力してないなって。

目黒さん

ちょうど大学3年になるタイミングで引っ越しすることになったので、新しいバイトするくらいなら長期インターンやってみようかなって思ったんですよ。

目黒さん

今の会社選んだ理由は単純で。えとみほさんと働いてみたかったんですよ。

*えとみほ:アメリカのMicrosoftでAccess97の日本語化に関わったあと、テクニカルライターとして20冊以上の本を出版し、「禁煙セラピー」などの事業を立ち上げ、Google ストリートビュー、「kakeru」などのプロジェクトに携わったあと、スマホで写真が売れちゃうアプリ「Snapmart(スナップマート)」を開発した。最近ではJリーグ「栃木SC」のマーケティング戦略部長としてご活躍されている。スポーツビジネスなどについてのツイッターでの発言が注目を集めている。

ほしかな

おお。どうしてえとみほさん?

 

目黒さん

サッカーをビジネスの観点で見ていて。この人すごいなって思ったんですよね

目黒さん

僕はずっとサッカーをやっていて、サッカー大好きだったんですけど、中学の時にはサッカー選手になることを諦めていて。

チームの中では三番目くらいの実力だとしたら、街で考えたら30番目くらいで、県で考えたら100番目くらいで、、、全国で考えたら絶対サッカー選手にはなれないと思って。

(写真:目黒さんのサッカー少年時代)

目黒さん

サッカー選手になれないなら、ビジネスでお金持ちになりたいと思いはじめて、中学生からビジネス書を買うようになりました。

おばあちゃん家行ったら必ずもらえる「漫画代」を中学からはビジネス書の購入に使うようになったんですよ。

彼がここまでえとみほさんをリスペクトする理由は、「お金持ちになるならサッカーに関する仕事をするのは無理だ」と諦めていた時に、えとみほさんがビジネス×サッカーを体現しており、自分に新たな可能性を提示してくれたからだ。

目黒さん

サッカー選手はこれまで職人の仕事で、サッカーだけやっていればよかった。ところがえとみほさんは、サッカー選手はこれからインスタをやるべきだと言っていたのをTwitterで見て。それからえとみほさんを尊敬するようになりましたね。

ほしかな

なるほど。自分は諦めていたからこそ、サッカー×ビジネスを体現するえとみほさんを特別視しているのですね。

せっかくなので、他にどんな生き方に憧れているとか教えてもらってもいいですか?

 

目黒さん

さっきも言ったのですが、お金持ちになりたくて。

僕の定義するお金持ちの状態になるには、起業して資産を手に入れるか、金融資産の投資を行う必要があるなと単純に考えていました。

目黒さん

だから、大手に就職して給料をひたすらあげて、それを上手く資産運用に回して社会からフェードアウトしたいなと漠然と思っていました。それが夢だったんですけど、、、

ほしかな

ですけど、、、?

目黒さん

今の会社で働いてみて、考え方が変わってしまいまして。

期インターンをはじめてからぶっ壊された考え方

(写真:長期インターン先での集合写真)

ほしかな

気になります!もっと詳しく教えてください!

目黒さん

星さん、仕事ってどう言うイメージ持ってますか?

ほしかな

あまり明るいイメージはないかなあ。

できることならこのまま学生でいたいと思うくらいです。

目黒さん

そうなんですよ。

自分も、父親から「今日会社でさあ、、」と聞く話はマイナスなものばかりで、給料は我慢料だと思ってたんですよ。それでもお給料もらって資産運用などを頑張ってお金持ちになれれば問題ないと思ってました。

目黒さん

実際、8月に某有名銀行の短期インターンに参加した時も、

社員さんに「仕事楽しいですか?」と質問したら、「95%の仕事は楽しくない。残りの5%でいかに楽しむかだ」と言われましたし、それでも30歳で年収1000万はいくと言われて「それいいなあ」って思ったりしてました。

けれどです。

ほしかな

けれど、、?

目黒さん

自分が長期インターンを始めた会社は違ったんです。

社員さんに「仕事楽しいですか?」と聞くと、みんな「楽しいよ〜、社会人になってからの方が圧倒的に楽しい」って答えるんです。

スタートアップだから、社員・インターン全員が経営方針を決める場に参加できるし、強制参加の飲み会などはないので、本当にストレスがないんですよね。

目黒さん

確かに、自分も週3日で働いて、夏休みなんかは週5で働いたんですけど、この会社では全くストレスがないんですよ。

朝10時から働いて19時に帰宅しているのに、ストレスがないおかげで疲れていないから、帰宅後も本を読んで勉強する余裕ができるんですよね。

ほしかな

それはすごい。くたくたに疲れてたら「今日はな〜んもしたくない!寝る!」ってなってしまいますもんね。

目黒さん

そうですよね。さらに、今長期インターンをしている会社の社員さんに言われてしまったんです。

「大きな企業には40代、50代の社員がたくさんいるよね。その人たち肩を並べて昇進を待ってるよね。」って。

確かに考えてみると、どの企業にも40代、50代の社員さんいるな、と思って。スーパーサラリーマンとして実績を残し30後半で社会からフェードアウトする人生は難しいんだなと納得してしまいました。

目黒さん

となったらもう薄々気づいてはいたけど、自分が楽しいと感じる生き方をするには、自分は大企業じゃないんですよね。

ほしかな

それに気づいたしまった時、正直どう感じましたか?

目黒さん

正直、めちゃめちゃ怖かったです。

それまで大手しか見ていなかったし、周りも「まず大手」というのが当たり前の中で、自分はスタートアップ。でも最後は覚悟を決めました。自分が楽しいと感じる生き方をしようと。

(写真:書店でビジネス書を手に取る目黒さん)

ほしかな
今、目黒さんが目指していることを教えてください。

 

目黒さん

お金持ちになること、は変わってないです。

目黒さん

「人を笑顔にする」ことが結果として、お金に変わってくるんじゃないかなって思います。もちろん資産運用はしますが、最低限。

だから今は、スナップマートを利用して、笑顔になる人を最大限に増やしたい。今は意思決定の場に参加させていただける環境で、何をしたら人を笑顔にできるのかを勉強して、力をつけていきたいです

目黒さん

就活は結構やったし、自分自身就活ゲームの攻略法は分かった気でいました

ただ、俺の人生という視点でみたときに、その就活ゲームに参加してしまうことは間違ってた

長期インターンを通して、そこに気づけたことが本当に大きかったです。

自分が思い込んでいた考え方を根本から覆してしまうような経験を自分は人生のうちにどれくらい得られるのだろうか。

リアルな社会に足を踏み入れることで将来の生き方を考え直す。そんなことが長期インターンならできるのかもしれない。そう感じさせてくれたインタビューだった。

 

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