自分探しに意味はない。まずはやってみよう-現役浪人で大学受験に失敗した挫折男子に話を聞いた

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白石 大樹

【早稲田大学(休学中/20卒)】【Inno-BUTA編集長】 大学受験の挫折やフィリピンでのボランティア経験より形成された《尽力》という価値基準を基に、長期インターンの紹介事業に従事。エージェントとして通算100名以上の学生とキャリア面談を実施する傍ら、NPO法人で難民支援にも取り組んでいる。

 

こんにちは、だいきです。

今回は大学1年生の10月から長期インターンに参画している方にお話を聞いてきました。

ちなみにですが、僕が通う早稲田大学の調査によると、文系1年生がインターンシップに参加する割合は、全体の2.5%だそうです (※短期インターン含めた数値なので、長期インターンはもっと低い/参照:早稲田大学 第36回 学生生活調査報告書)

そんな彼に、何でインターンをやろうと思ったのか?インターンを早めにやることの良さについてインタビューしました。

和田 吾雄彦アンジェロ(わだ あゆひこあんじぇろ)、慶應義塾大学(経)2年。「日本に住む外国人に、少しでも幸せになって欲しい」という想いから、ITの力で多文化共生社会に貢献しているスタートアップにて長期インターン中(2017年10月~現在)。アプリ運営やアプリユーザーのトラブル対応に従事している。

海外ボランティアは違うと思っていた矢先に、長期インターンの話が舞い込んできた

(撮影失敗の写真。タクシーの運ちゃんが写ってしまった…。)

だいき
なんで長期インターンを始めようと思ったんですか?
和田くん
僕はアイセックというNPOに所属していますが、内部向けのイベントで弊社の代表を招聘した時に、彼の想いや会社のvisionに共感したんです。「なんで勉学のために来日している留学生が、最低賃金で働かされているんだ。彼らの強みを活かして自己実現できないか」と。

※アイセック・ジャパンは、126の国と地域で活動する世界最大級の学生組織AIESECの日本支部として、海外インターンシップ事業を運営する学生団体のこと。

だいき
何で共感したんですか?
和田くん
僕はフィリピン人とのハーフということもあって、アジアの人に寄り添いたいという想いは昔からありますが、1年生の夏休みに海外ボランティアに行ったことで、その想いが強まったんです。
だいき
何があったんですか?
和田くん
インドネシアの小学校に派遣されて、職業体験のプログラムを作りましたが、3か月の派遣終了時に「海外ボランティアは違う」という想いになりました。言わないけど、そう思っている人は多いと思います。
だいき
僕も海外ボランティア経験がありますが、そう感じる人はいますよね。でも、何で違うと?
和田くん
海外の人の方が幸福度高いし、実際に満たされている人が多い。それで海外ボランティア自体に疑問を抱いていました。
和田くん
一方で日本に住む外国人に目を向けると、苦労している人が本当に多くて。彼らを助けたいと思っている矢先に代表の話を聞いて、「これはやるしかない」と思い、イベント終了後に代表に話を聞きに行ってすぐに長期インターンを始めました。
だいき
なるほど。様々な出来事や想いが重なって、衝動的にインターンをやることになったと。
和田くん
当時は長期インターンのことについて、考えてすらいませんでした(笑)

第一志望に合格できず、夢破れたとしても、自分の行動次第

(やらせ写真①:日本橋から川を眺める慶應生の図)

だいき
早めにインターンをやってみて、良かったことあります?
和田くん
色々ありますが、一番はビジネスに学歴は関係ないことへの気づきです。ビジネスにおいて優秀で頭の良い人でも、大学は無名というのは普通にある。受験で求められる頭の良さとは違います
だいき
まさにだと思います。僕の友達はMARCHより偏差値の低い大学に通っていますが、ある企業の人事責任者を担っているんですよ(笑)
和田くん
取引先の頭キレキレの人が、高卒で同い年だったことがあって、ビジネスと学歴に関連性が無いことを痛感しました。一方で、このことに気づけたのは自分の中で大きくて。というのも僕は浪人を経験していて、現役同様に第一志望に合格していないんです。
和田くん
それに、もともと理系で研究職に就きたかったのですが、大学も結果的に経済学部になってしまったので、夢破れて落ち込んでいた時期がありました。何がやりたいのか本当に迷ってしまって…。
だいき
そうでしたか。
和田くん
でも、うちの代表が将来的にブロックチェーンや宇宙事業をやりたいと言って勉強していますが、そうした姿勢を見るうちに、学歴や文理関係なく、自分次第で好きな分野を追求できることに気づけました
和田くん
学生団体や長期インターンなどの色んな選択肢を早めに取ることで、自分のやりたいことを早期発見できたことは、メリットと言えると思います。
だいき
面白い。行動する中で自分のやりたいことを見出したと。

迷っている人こそ行動するべし。行動できない人は、色んな人と話すことで自身を客観視せよ。

(やらせ写真②:偉そうに話をしている慶應生の図)

和田くん
僕の場合は第一志望や研究者になれなかったことがバネになっていて、だからこそ色んなことをやってみようという想いが強い。学生団体もインターンも早めに取り組んだのは、そういう想いからです。
和田くん
それに、今まで目標という旗印を立てて頑張ってきたのに、それを失って路頭に迷っている自分がかっこ悪い。だからこそ、とりあえずベンチマークを立ててやる。やっていくうちに面白いことや自分のやりたいことは見つかります
だいき
迷っている人こそ、とりあえず行動してみるのが良いと?
和田くん
そうですね。アイセックの1年生で「自分の軸が見つかるまで探し続ける。自分のやりたいことが分からないので、周りの人に話を聞きまくって軸が見つかり次第、その軸で動く」ということを本気で言う人がいるんですけど、それは心底違うと思います。
だいき
それは学生団体やインターンの実体験から思うわけですか?
和田くん
はい。とりあえずやってみることが大事。自分は軸を失ったからこそ、やってみたいことに対してまずは飛び込んでみました。すると、その中でも本気で面白そうと思えるものが何個か見えてくるわけです。1年間やってみようって。とりあえず動いてみて、自身の視野や選択肢を広げて、スキルを身に付けた方がよっぽど良い
だいき
なるほど。でも、”行動してみよう”で行動できない人も多いなか、和田くんはどんな工夫をしているの?
和田くん
客観的に、自分が縮こまっていることを自覚することです。
和田くん
優秀で仕事もできて志が高い、学生団体の先輩や友達と話す機会を作っている。他にも外部のOBやインターン先の先輩と定期的に交流することで、自身の視点を外に向ける。そうすることで、自分が縮こまっているかどうかを判断します。
だいき
比較できる観点を持つことで、客観的に自分を見つめ直すのか。
和田くん
そうですね。当然、家でゴロゴロする時間も大事だと思いますが、ここぞというところで譲らない、縮こまってアクションを起こせないことが無いように、常に自分を見つめ直す。一歩踏み出せない人は、色んな人と交流することで危機感を持たせてあげると良いかと思います。

周囲の人を幸せにできる人へ

だいき
最後に、現状描いているvisionについて聞かせてください。
和田くん
最近になって思うのは、自分の身に周りの人を幸せできる人でありたいということです。
和田くん
僕もこの間までは社会に影響を与えたいとか、インフルエンサーになりたいという気持ちだったんですけど、周囲の人が幸せであれば僕も幸せであることに気づいたんです。
だいき
なるほど。体裁ではなく、本質はそこにあると。
和田くん
はい。会社経由で知り合ったカメルーンの子がいるんですけど、その子が日本で全然友達ができなくて。でも、僕が仲良くなって楽しく過ごしているうちに、向こうも笑顔になっていって。ちょうど先日帰国しましたが、見送りの際に甚平をあげたら喜んでくれて。それだけで僕も幸せですし、規模に囚われず身に周りの人を幸せにできる人になれたら素敵だと思います。
だいき
いや、本当に素敵ですね。今後やってみたいことは?
和田くん
そうですね。人を幸せにするために価値提供できるスキルを身に付けたいと思います。ITサービスを作ってみたり、イベントを主催してみたり、会社を興してみたり。明確ではないですが、今は自分でサービスを作ってみたいという想いが強くあります。その中で自己実現していきたいですね。

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